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ある新聞が書いた「図書館」の話 [無駄の効用かやっぱり無駄か]

読売新聞の社説(2017.05.14)「図書館の活用 地域の課題に寄り添う場所」によれば、

〇読書の楽しさを提供するとともに、地域の課題にも寄り添い、住民と一緒に解決に取り組む。これまでのイメージを超えた役割を担う、個性的な図書館が増えている。

〇日本図書館協会の調査では、全国の約500自治体で、図書館を拠点にした地域振興の取り組みが進行中だという。

「ふむふむ」「なるほど~」
と思ってしまうような書き出しです。


例えば
〇××町では、農業の専門書やデータベースを充実させて、地元の農家を支援する。併設された農作物の直売所に料理本の紹介パネルを置いたり、住民と農家の交流会を開いたりしている。
〇△△市の図書館は、健康関連の書籍や器具を集めた専用階などが人気を集め、昨秋の開館から140万人超が来館した。
地元企業のためにビジネス情報を提供する。認知症の家族に必要な書籍を紹介する。そんな工夫を凝らす図書館もある。


また、あるべき姿として、
●多様な住民が集まり、その中で思いがけない交流が生まれる地域活性化の観点からも、こうした図書館の機能を大切にしたい。
●活字文化を守るためには、若年層への働きかけが肝心だ。
●親子でゆっくり読書を楽しめるよう、児童書の充実に力を入れる自治体は少なくない。
10代の若者が友達と会話を交わしながら本も読める。
気軽に立ち寄れるフロアを設けたところもある。
本好きの子供が一人でも増えるように、居心地のいい図書館が増えることを期待したい。
●問題なのは、図書館を運営する人材や予算が足りないことだ。臨時職員なしでは日常業務もままならないケースもみられる。
 
●効率化を目指し、民間企業などに運営を委ねる自治体が相次いでいる。民間ならではの柔軟な発想やノウハウを活用するのは一案だ。
●斬新なアイデアの具体化には、やる気のある司書の存在と行政の後押しが不可欠である。
 幅広い知識を持つ司書の確保という点で、現行の資格制度は物足りないとの声もある。
●図書館は地域に根ざした公的拠点である。中長期的な視点が重要だ。
●健康福祉や子育て支援といった自治体の部署と司書との連携が求められる。知恵を出し合うことで、より充実した施策が期待できるのではないか。
等々。



ところで皆さんはどう思われますか?
ここまでてんこ盛りになると、
図書館の目的がぼやけてくる
似たようなことをやっている公共施設がありそうだ
とまず思ってしまいます。

そして、こうも「かっこいい話」ばかりで大丈夫なのか
とも思いたくなってしまいます。


となると、「図書館」という名前にこだわることなく
似たような公共施設を有機的につなぐ
小学校、中学校などの「図書室」の一般開放
人口の少ない地域での「移動図書カー」の積極活用
等々を考えてみたくなります。

少子化
忙しい先生
人口減にともなうコンパクトな町(街)づくり
高齢者増に対応したきめの細かい行政サービスの実施
働き手不足への対応
高齢者雇用
などという課題を同時に解決していくことを前提に崇高なテーマの議論に当たってほしいと思いたくなってしまいます。

いずれにせよ「合成の誤謬」に陥らないような知恵や工夫が生まれているテーマのような気がします。


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