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「獣医師不足」問題と「加計」問題は別物 [少し政治的な話を。。。。]

何かと議論のあった「加計」学園は認可されるとか。


安倍シンパのコメンテーターの皆さんを中心に「獣医師不足」や「獣医師の偏在」なのだから「加計」は必要、当然と声高におっしゃる方が多いようです。


この一年ほどなんとなく胡散臭そうな議論や報道が「加計」問題ですが、

〇獣医師の地域的な偏在

〇公務員獣医師、産業用獣医師の不足

という問題と、

〇獣医師養成大学の問題

が混在されたまま「だから『加計』」という議論がなされているのが不思議でなりません。


1.そもそも不足している獣医師はどの分野か?

2.獣医師不足の原因はなにか?
 「仕事の内容」なのか?
 「待遇」なのか?
 「養成大学の不足」なのか?

3.その解決策にはどんなことがあるのか?

という丁寧な整理が必要な気がします。



たとえば、大学の獣医学部・獣医学科の状況を見てみましょう。

北海道大学(北海道) 獣医学部 共同獣医学課程 入学定員 40人 (H30年)

帯広畜産大学(北海道) 畜産学部 共同獣医学課程 入学定員 40人 (H29年)

酪農学園大学(北海道) 獣医学類 入学者数 137人 (H29年)

北里大学(青森県) 獣医学部
       獣医学科 入学者数 132人 (H29年)
       動物資源科学科 入学者数 138人 (H29年)
       生物環境科学科 入学者数  89人 (H29年)

岩手大学(岩手県) 農学部 共同獣医学科 募集人員 30人 (H29年)

東京農工大学(岩手県) 農学部 共同獣医学科 入学定員 35人 (H30年)


日本獣医生命科学大学(東京都) 獣医学部 獣医学科 募集人員 80人 (H29)

東京大学(東京都) 農学部 獣医学課程 進学人員30人

麻布大学(神奈川県) 獣医学部 獣医学科 募集人員 120人 (H29年)

日本大学(神奈川県) 生物資源科学部 獣医学科 収容定員 120人 (H29年) 

岐阜大学(岐阜県) 応用生物科学部 共同獣医学科 入学定員 30人 (H29年)

大阪府立大学(大阪府) 生命環境科学域 獣医学類 入学定員 40人(H30年)

鳥取大学(鳥取県) 農学部 共同獣医学科 入学定員 35人 (H29年)

山口大学(山口県) 共同獣医学部 獣医学科 入学定員 30人 (H30年)

宮崎大学 (宮崎県) 農学部 獣医学科 入学定員 30人 (H29年)

鹿児島大学 (鹿児島県) 共同獣医学部 獣医学科 入学定員 30人(H30年)

(★国立 ☆公立 ▲私立)

(参照)獣医学関係大学設置状況(平成26年度)
 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc_wg/hearing_s/140805siryou01.pdf

今度の「加計」学園の定員は140人?だとか。

大学の新設に拘るのなら
〇既存大学の獣医学科入学定員の増
〇既存大学の農学部の中へ「獣医学科」の新設

獣医師不足に応えるのなら
〇不足している公務員獣医師・産業用獣医師の待遇改善


なども併せて行う必要もあるのではないでしょうか。。。


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