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「夜の学校」・・職員室に明かりが [仕事についてのエトセトラ]

「教員の皆さんのオーバーワーク」が叫ばれ始めてずいぶん経ちました。


夜の学校に明かりがついていること」が少し気になりました。
好奇心旺盛というかおせっかいというかそういう私ですから覗いてみることに。

かつてなら、体育館に明かりがついていて「ママさんバレー」の練習などをなさっている学校もあったようです。


灯りがついた職員室の中には、やはり先生が一人。パソコンに向かって「生徒台帳」のようなものをご覧になっていました。

おそらく何かの仕事をなさっていらっしゃったのでしょう。

私の経験では、一人残ってやる残業は(作業好き、とことんタイプには)意外と楽しいものです。
●自分のペースで仕事ができる
●翌朝の仕事が楽。
●積滞が減り、自分の中でのもやもやがなくなる(達成感を感じる)
ということもあるからです。


窓ガラスを「こんこん」とたたくと先生も窓側に出てきてくださいました。

聞けば、
●教務主任だとか
●非管理職だとか
●これでもずいぶん皆さん早く帰るようになったとか
●車通勤だとか

お気持はわかりますが、

●窓を背中にしての一人作業は危ない
●「今の時代」の価値観に照らせば異様
●電車通勤なら身体を休ませることができても、交通事故などのリスクまで生まれる
という違和感を感じてしまいます。


教員のオーバーワーク問題は、
学校の管理者である「校長」や「教頭」がこういう事情を知らないこと
「なぜ」「どんな仕事で」残業をしているのかの職務分析ができていないこと
が公開されていないことです。

気の利いた民間企業なら、「コスト」や「必要性」や「各種リスク」を踏まえながら勤怠管理をやっています。
何よりも「人材」という宝ものの心身の健康管理が優先です。


近所のお店の方に事情を聴くと、
●生徒が多様化してきたこともあり、いろいろな管理が必要になっていること
●父兄の要求水準が高く、先生も振り回されていること
などを先生がこぼしていらっしゃるという話もあるようです。


●先生に要求されているお仕事内容が変わってきたこと
●パソコン作業が増えたために、かつてはやらなかった仕事まで緻密度が上がってしまったこと
●パソコン操作の巧拙で作業負荷が違うこと
(パソコンを使えない先生は仕事が少ないということもあったりするようです)
●先生でなくてもできる仕事を先生がやっている
(事務管理の共同化などの余地もあるようです)

等々、いろいろと課題もあるのではないかと思います。

公立学校くらいの規模の民間企業ならとっくに合理的管理が行われているようなことばかりです。

先生たちの不幸は「相撲協会」同様に、
「先生というプレーヤー」が中心となって組織の運営管理をしていること
相撲が「国技」という抽象表現で他者の介入を阻んでいるように、学校現場でも「教職」という特殊性を盾に他者の介入を阻むようなところがあること
です。


こんな話をすると、また、わけのわからないコンサルタントが跋扈してしまうことになりそうです。


私がお邪魔をした30分ほどのおかげで先生の帰宅時間がさらに遅くなってしまったのは皮肉なことです。


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